最近、ArduinoとRaspberry Piはどう違うのかとよく聞かれることがあります。
両方とも、ロジックユニットとUSBやEthernetなどのポートがあり、さまざまな部品が付いている基板ですが、Arduinoは、マイコンと最小限の周辺回路をもった小型基板で、CやC++からつくられた比較的シンプルなプログラミング言語を用いて、プログラムを書くことができます。また、特定ポートへの信号送信のような、シンプルなタスクに適しているので、情報学というよりは電子工学です。
これに対してRaspberry Piは、コンピュータの基盤と言ったところです。CPUがあり、USB、Ethernet、HDMIのようなさまざまなポートがあり、OSをインストールして使用します。Raspberry Piでは、ソフトウェアを動かしたり、運用するのに利用することができます。
Arduinoは、ロボットなどの制御装置や、センサーなどを感知し出力することができ、Raspberry Piは、HDMIポートでテレビに接続したりしてコンピュータとして使うことができます。